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2019年9月28日(土)

18年分 政党助成金の使途報告書

ため込み金は278億円

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 総務省は27日、2018年分の政党助成金の使途報告書を公表しました。自民党、国民民主党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、希望の党、社民党、自由党を対象に総額で318億円を交付しました。このうち希望の党は18年5月7日に民進党と合流して国民民主党となり、解散するまで政党助成金を受け取りました。また、希望の党にいた一部国会議員が新たに「希望の党」(松沢成文代表)を発足させ、18年に政党助成金を受け取りました。

 政党助成金の支出総額は231億円で、17年と比べ31・7%減。国政選挙がなかったため選挙関係費が8億円で、17年と比べ91・5%減少したことが主な要因です。

 一方、9党が使い残した政党助成金を国庫に返金せずにため込んだ基金残高の合計は278億円で17年と比べ44・7%増。自民党のため込みは前年末から増え、180億円となりました。

 日本共産党は、政党を支持する、しないに関係なく税金を政党が山分けする政党助成金は、国民の思想・信条の自由を侵し、民主主義をゆがめるとして一貫して受け取りを拒否し、廃止を主張しています。


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