2019年9月23日(月)
日高本線存続へ協力
紙・畠山両氏 浦河町長らと懇談
北海道
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日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員・比例候補は20日、JR北海道が4年8カ月も放置している日高本線の全線復旧・存続を求め続けている浦河町の池田拓町長と懇談しました。
復旧する責任を棚上げし、廃線・バス転換を狙うJR北の横暴を批判した池田町長。「JR北が出す情報も根拠不明だ。約100億円の赤字の北海道新幹線こそ一番の赤字路線なのに、なぜ日高線ばかりなのか」と語気を強めます。紙氏は、もうけ優先で安全とサービスを置き去りにする32年前の分割・民営化の検証を含め、改めて国の責任を問う必要があるとし「国の責任で復旧させ、日高本線存続へ力を合わせましょう」と応じました。
紙、畠山両氏はまた、全線復旧を求めて活動する「JR日高線を守る会」の村井直美代表幹事を訪ね、新ひだか町で意見交換しました。
村井氏は「これ幸いと廃線にするのは許せません。JRは乗る人の話を聞けと言いたい。鉄道は国民の財産なのだから自治体に負担を求めるのはおかしい」と指摘します。「鉄路を守る声を上げ続けることが大切です」と畠山氏。村井氏は「たとえ最後の一人になっても『日高線を全線復旧して』と声を上げ続けます」と話し、なごやかに懇談しました。
荻野節子浦河町議、谷園子新ひだか町議がそれぞれ同席しました。