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2019年9月22日(日)

自民党籍の副大臣20人

改憲・右翼議連に加盟

 第4次安倍晋三再改造内閣の自民党籍の副大臣22人のうち20人が、「靖国」派改憲・右翼団体と一体の議員連盟に加盟していることが、本紙の調査で明らかになりました(表)。同党籍の閣僚も19人中18人が問題の議連に加盟(14日付本紙既報)していることが判明しており、安倍9条改憲を推し進めるための陣容の様相がいっそう鮮明になっています。

 改憲・右翼団体「日本会議」と「神道政治連盟(神政連)」は、いずれも日本の過去の侵略戦争と植民地支配は「自存自衛」「アジア解放」の“正義の戦争”だったと肯定・美化する靖国神社と同じ立場から、「憲法改正」、天皇や首相の靖国神社公式参拝、「愛国心教育」の強化などを主張。政策的に一致する自民党などの保守系政治家を国政選挙で推薦し、当選した議員を両団体と一心同体の議連(日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会)に取り込んでいます。

 今回加盟が判明した副大臣のなかには、日本会議の議連で政策審議副会長の要職に就いている義家弘介法務副大臣や、同議連幹事の松本洋平経済産業副大臣も含まれています。

 本紙が入手した両議連の直近の名簿に掲載されていない若宮健嗣外務副大臣も、地元・東京都目黒区の日本会議支部主催の講演会などでたびたび講師を務めるなど、閣僚同様、副大臣の大部分も改憲・右翼団体にどっぷり漬かった関係にあります。

表:第4次安倍再改造内閣の副大臣(自民党籍)「靖国」派議連加盟状況

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