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2019年9月13日(金)

河野氏「辺野古が唯一」

新基地推進 強行の姿勢

 河野太郎防衛相は11日の記者会見で、沖縄県の米軍普天間基地(宜野湾市)の返還に関し「辺野古移設が唯一の解決策だ」と述べ、辺野古新基地(名護市)建設推進を強行する姿勢を示しました。県民投票や知事選、国政選挙などで示された新基地反対の民意を無視するものです。

 日韓関係について、徴用工問題や韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定などで「やや感情的とも思えるようなリアクションがあって、厳しい状況にあるのは現実」と認める一方で、「日韓の軍事的、安全保障的なことについては、北朝鮮の脅威がある中で、しっかり連携をとっていくことが大事だ」と語りました。

 配備候補地の秋田、山口両県から根強い反対の声がある陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備を、「ミサイルに対する防空能力の強化は、国民を守るためにしっかりやっていかなければならない」と強調。「再調査を進め、しっかり説明していきたい」と述べ、配備計画は変更しない考えを示しました。


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