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2019年9月2日(月)

消費税10%「反対」びっしり

北海道ネット7時間宣伝

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(写真)「反対」のシールを貼る女性=1日、札幌市

 札幌の地下歩行空間が消費税10%への怒りであふれました。消費税増税強行をやめさせようと、北海道商工団体連合会(北商連)、新日本婦人の会道本部などでつくる「10月消費税10%ストップ!北海道ネットワーク」は1日、7時間連続で宣伝し、増税中止を求める署名とシールアンケートを呼びかけました。

 「消費税いま上げるべきではない」ののぼりを目にした通行人が「吸い寄せられるように」(メンバー)足を止め、292人がびっしり「反対」と意思表示し、「賛成」はわずか23人。92・7%が反対し、署名数は301人に達しました。

 高校1年の男子生徒(16)は「小遣いは5000円です。1000円の物を買うと、100円の消費税。消費税をぶっ壊したい」と憤ります。

 署名した57歳の母親は「最近、食料品の量がどんどん少なくなっている。その上に10%はきつい」。娘は「医療費や子どものこと、障害者に使うなら仕方ないけど、何に使うかわからない消費税は反対です」。小学1年の孫娘も「反対」にシールを貼りました。

 経済学部で学ぶ大学2年の男性(20)は「誰も望んでいないことを、与党なら何でもやっていいのか。学校で勉強して、消費税のおかしさが一層わかります」と話しました。

 日本で就労する台湾の女性(26)は「台湾では、消費税が10%になる前に日本へ旅行しようと言っている。私も新しい服が買えなくなる」と語りました。


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