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2019年9月1日(日)

抗議者の安全確保を

ヘリ基地反対協 防衛局に要請

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(写真)安全に座り込みできるよう要請する「ヘリ基地反対協議会」の仲本事務局長(右から2人目)ら=30日、沖縄防衛局

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する座り込み行動を米軍キャンプ・シュワブゲート前で行っている「ヘリ基地反対協議会」は30日、座り込みできる場所が、車道に接する狭い部分に追いやられ、抗議者が車に接触する危険にさらされているとして、沖縄防衛局に改善策を求め要請しました。

 防衛局や警備会社は、ゲート前の道路上に突起の付いた鉄板を敷きつめ、進入防止柵を設置し、警備員の隊列を並べるなどして、抗議者が座れる場所を、車道に面する幅1メートル弱の歩行スペースに限定させています。

 ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「抗議者が車道にはみ出さざるを得ず、とても危険だ」と指摘し「警備員(の隊列)を基地側に2メートル寄せるだけで大幅に改善される。ゲート前にはそのスペースは十分にある」と求めました。

 防衛局調達部の梅谷晋平課長補佐は「皆さんにも表現の自由はあると思うが、要望には応えられない」と返答しました。

 仲本氏が「万が一にも事故が起きてはいけない。そのことは理解できるか」と問うと、梅谷氏は「それは理解できる」とし「要望は(田中利則沖縄防衛)局長に伝える」と答えました。


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