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2019年8月31日(土)

米軍ヘリ窓 再び落下

事故2日後通知 沖縄副知事が抗議

 27日午後5時半ごろ、沖縄県宜野湾市の米海兵隊普天間基地所属・CH53E大型ヘリの窓が沖縄本島東海岸から8キロの海上に落下しました。窓は縦58センチ、横47センチ、重さ約1キロ。同機は、2017年12月に普天間第二小学校(同市)の校庭に窓を落下させた米軍機と同型機です。

 米海兵隊は本紙の取材に「原因は調査中」としています。一方、「窓は緊急脱出のために取り外しやすくしている」と弁明しました。

 防衛局を通じて県や関係自治体に第一報が入ったのは事故から2日後。謝花喜一郎副知事は30日、川村裕外務省特命全権大使と田中利則沖縄防衛局長を県庁に呼び、「1997年の日米合同委員会合意では、公共の安全・環境に影響を及ぼす可能性がある事件・事故は速やかに通報する、となっている。米側は公共の安全・環境に影響を及ぼすととらえてないのか」と不信感を示しました。


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