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2019年8月21日(水)

幸手市長が辞職

埼玉 共産党“やめて当然”

 平和記念式典に参加するため訪れていた広島市で飲食店の女性従業員に対する暴行の疑いで現行犯逮捕され、その後、釈放されていた埼玉県幸手市の渡辺邦夫市長が20日、「退職申出書」を市議会議長に提出し、同日の臨時市議会で辞職が承認されました。

 渡辺市長は21日付で市長を辞職することになります。

 これに先立つ19日、日本共産党市議団は渡辺市長に対し、辞職を求める要請を行いました。

 渡辺市長は広島市内の飲食店周辺で女性店員を殴ったとして7日、広島県警に暴行容疑で逮捕され、8日に処分保留で釈放されました。市長は平和記念式典に参加する中学生の同行として来ていました。市長は容疑を否定していましたが、市議会が不信任決議案を20日に審議する方針を決めたため、辞職願を出しました。

 渡辺市長の辞職について日本共産党の大平泰二市議団長は、「公務執行中の深夜泥酔現行犯逮捕事件であることや平和記念式典参加の厳粛な意義を考えれば許されない行為です。さらに、生徒を引率した責任者としてありえない行為です。暴行の有無にかかわらず、これらの事実をもってしても、渡辺市長の辞職は当然です」と語っています。


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