2019年8月20日(火)

迫る岩手県知事選　２２日告示

県政発展へ必勝決意

　岩手県知事選の告示（２２日）が迫るなか、明るい民主県政をつくる会（明るい会＝尾形文智会長）は１９日、４選をめざす達増拓也知事と初めて懇談しました。参加した渋谷靖子代表委員、金野耕治幹事長など２０人は、知事選で達増氏を推薦し、必勝へ全力をあげる決意を述べました。

（写真）達増知事（左から２人目）に「県政要望書」を手渡す、明るい会の人たち＝１９日、盛岡市

　渋谷氏らは、達増県政が東日本大震災津波からの復興や、県民の命と暮らしを守る施策を進めたことに感謝を表明。達増県政を発展させるために、明るい会がまとめた１０項目の「県政要望書」を手渡しました。

　要望書には▽憲法を生かし、県民の幸福追求権を尊重し、福祉を優先した県政の推進▽すべての被災者の生活と生業（なりわい）の再生を最優先にした復興、医療費等の免除継続▽子どもたちの笑顔あふれる教育の実践▽青年の地元就職と定着化への支援▽国政課題に対する積極的な意見表明―などが盛り込まれています。

　達増知事は「１０項目の県政要望は、『わが意を得たり』という感じです」と賛同。復興や県政を進める上で憲法を地方自治に生かすことを考えてきたと明かし「知事選で大いに応援してもらい、当選後も意見交換を行って、岩手をより良くしていきましょう」と語りました。