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2019年8月14日(水)

「表現の不自由展」再開求める

実行委が愛知県知事に申し入れ

 国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題で、同企画展の実行委員会は12日、トリエンナーレ実行委員会会長の大村秀章愛知県知事あてに展示再開のための協議を求める申し入れ書を提出しました。

 同実行委員会は6日に大村知事あてに中止決定に至った経緯などを問う公開質問状を提出。10日に回答があり、中止決定はテロ予告や脅迫ともとれる電話が多数寄せられ、エスカレートするなか、「緊急避難的措置」として実施したなどとしています。

 企画展の実行委員会は、回答には実行委員会の一番の願いである展示再開への見通しが示されなかったとして、一日も早い展示再開に向け要望書を提出。展示再開の前提としてトリエンナーレ会期終了の10月14日まで企画展の会場を保全すること、展示再開に向け同実行委員会との協議の場を早急に設けること―の2点を申し入れました。


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