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2019年8月10日(土)

営業再開へ支援必要

箱根町長と畑野氏懇談

神奈川

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(写真)山口町長(右)と懇談する(左から)山田、畑野の両氏ら=8日、箱根町役場

 神奈川県箱根町で箱根山の噴火警戒レベルが2に上がり大涌谷(おおわくだに)周辺への立ち入りが規制されている問題で8日、日本共産党の畑野君枝衆院議員は、山口昇士(のぶお)町長と懇談しました。その後、気象庁、中小企業庁、観光庁を訪れ支援を要請しました。

 懇談には、山田和江町議と党県議団事務局員が同席。山田町議は、大涌谷は2015~16年の約1年間も同じ問題で立ち入り規制されたため、地元業者は「このようなことが繰り返されたら地域全体が疲弊する」と話していると説明しました。

 畑野氏は「景気が落ち込んでいる中、これではダブルパンチ。国として支援策が必要ではないか」と提起。

 山口町長は「この状況が長く続くと倒産も起きかねない。営みの部分がどうなるかも考えてもらいたい。生活者、事業者への支援も必要だが、営業再開が大事だ」と語りました。

 各庁への要請には党県議団の君嶋ちか子、大山奈々子の両議員も同席しました。

 畑野氏らは、立ち入り規制は5月19日からと長期化し、周辺地域の経済にも悪影響が及んでいると説明。人的・物的被害がなくても、火山を抱える地域は常にこのリスクを抱えていることを踏まえて支援してほしいと要望しました。


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