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2019年8月6日(火)

子の命守り 思い大切に

第51回保育合研終わる

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(写真)「来年は福島県で会いましょう」と呼びかける福島と愛知の実行委員=5日、名古屋市港区

 名古屋市内で3日から行われていた第51回全国保育団体合同研究集会は5日、「子どもたちの命と発達を守り、夢と希望を与える保育の創造をめざす」とする集会宣言を採択して閉会しました。3日間で7074人が参加しました。

 閉会集会では開催地の愛知県実行委員会が「子どもたちにとってあたりまえってなに? 平和ってなに?」の構成劇を披露。1959年の伊勢湾台風で、東京から派遣された2人の保育士と被災地の子どもから始まった愛知の保育。その経過と合研の始まりを映像で振り返りました。

 保育士の賃金の公私間格差是正制度を、運動で存続させてきた名古屋市。県内1万人の実態調査を力に、残業代の未払いをなくすよう市や県に働きかけて、処遇改善が動き出しています。「子どもも、パパもママも、保育者も笑顔でいたい」との壇上からの呼びかけに、参加者はタオルを振り、拍手で応えました。ジャーナリストの堤未果さんが講演しました。

 東京都世田谷区の男性(32)は、保育士の同僚と3日間参加。「分科会で、子ども一人ひとりの個性や思いを大切にした保育をすればいいんだ、と改めて実感しました。仲間がいっぱいいると肌で感じ、エネルギーをもらいました」と笑顔で語りました。

 岐阜県大垣市のはだしっこ保育園の保育士(40)は園から20人で参加。初参加で2歳児を担当しています。「同じ悩みをもつ人のいろいろな方法が聞けた。焦らずに子どもの思いに寄り添っていきたい」

 来年の開催地、福島県からは64人が参加。福島市の栄養士(31)は「東日本大震災から9年かけて、子どもたちが元気に成長できるように頑張ってきた福島の今を見てもらいたいです」と話しました。


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