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2019年7月22日(月)

参議院選挙結果について

志位委員長が記者会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=21日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は21日午後11時55分ごろから記者会見し、次のように述べました。

 一、まず今度の参議院選挙において、ご支持いただいた有権者のみなさん、日夜を分かたぬ奮闘をしていただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からの感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 一、日本共産党の結果は、開票の途中ですが、選挙区については東京、京都と、二つの現職区で議席を守ることができたことはたいへん大事な成果だと思います。加えて埼玉で、21年ぶりに議席を得ることができました。これもうれしいことです。

 大阪はたいへん残念な結果ですが、辰巳孝太郎さんを先頭に素晴らしいたたかいをやったと考えております。頑張られたみなさん、そして、ご支援いただいたみなさんに心から感謝を申し上げたいと思っています。ぜひ、大阪では次は巻き返していきたいと決意をしているところです。

 全体として選挙区選挙は健闘と言っていいのではないかと考えています。

 比例選挙の方はいま開票中ですので、結果を期待して見ていきたいと考えています。

 一、今度の選挙で、私たちは、もう一つ大きな課題として、市民と野党の共闘の勝利ということにとりくんできました。32の1人区のすべてで野党統一候補を実現し、勝利をめざしてたたかいました。

 結果として、10の選挙区で野党統一候補の勝利を得ることができました。10選挙区での勝利というのは、私は、たいへんに大きな成果と言っていいと考えております。

 一、そういいますのは、今度の改選で野党が現有議席を持っているのは2選挙区しかありません。そういうもとで、10に増やしました。これは共闘の成果以外の何ものでもありません。2議席から10議席に増やしたことは、躍進といってもいい大きな成果で、まさに共闘の力が発揮された選挙になったと思います。

 一、ぜひ、共闘のたたかいを通じてつくられたさまざまな信頼関係、新しいきずな、新しい友人を大切にして、次の総選挙につなげていきたいと決意しています。

 一、改憲勢力に3分の2議席を取らせなかったことは、大きな成果です。これは野党共闘なしにはなしえなかったことです。


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