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2019年7月21日(日)

きょうの潮流

 ポストに届いたアンケート用紙に答えたら共産党員がやってきた。ぶっきらぼうにやりすごす私。でも生活に困っていることがあれば何でも相談に乗りますといわれ、なぜか安心する…▼「共産党ってなんかうさんくさいと思ってた私の家に共産党員が来た話」。大阪で書店と出版を営む、たけしげみゆきさんがツイッターで漫画を発信しています。政治に安心を求めたこともないし、すり込みもある。でも、よくよく考えてみればやっぱり信頼できる人に政治をやってほしいと▼私みたいに思い込みやあきらめで視野が狭くなっている人が他にもいるかと思い、勇気を出してこの漫画を描いたというたけしげさん。家に来たひとりは大阪選挙区のたつみコータロー候補で、今回は公約を見て共産党に入れることにしたとつづっています▼戦後25回目となる参院選の投票日。今度の選挙はネット上の動画やSNSで共産党への共感がかつてないほど拡散されました。1票を投じる思いと自身が政治に求めるものを重ねて▼多くの願いや批判を遠ざけて親しきものばかりを優遇する時の首相。それを忖度(そんたく)し、やましいことにも手を染める議員や官僚。どこでも格差がひろがり、生活からかけ離れていく政権のありさまはますます▼人としてのたがが外れた痛ましい事件がつづき、やり場のない怒りや心をふさぐ不安がおりのようにたまるこの国。そのなかで希望を抱いて生きる人たちを受けとめる党もたしかに。一人ひとりの力が社会を変えると信じて。


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