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2019年7月20日(土)

「火事は10分が大事 選挙は最後の1日」

門川京都市長が暴言

 京都市の門川大作市長は18日夜、京都市上京区のホテルで行われた参院選の演説会で応援演説し、33人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(伏見区)での爆発火災を引き合いに出し、「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と発言しました。

 60人以上の死傷者が出ている事件を持ち出して選挙の支持を呼びかけた発言に、ツイッターなどでは「被害者の心配より選挙の方が大事なのか」「無神経すぎる」など、抗議の声が相次いでいます。

 門川市長は19日になって「今回の私の発言は、事件について多くの方が不安や悲痛な思いを抱かれている中、不適切であり、心からお詫(わ)び申し上げます」とのコメントを発表しました。

 日本共産党の井坂博文・京都市議団長は「多数の犠牲者、被害者が出た火災で、消防や当局が消火、救出活動を行っている最中に、あまりに人命と、関係者の努力を軽視した発言だ。人間として、政治家としての姿勢と品性が問われる」と話しています。

 門川市長の発言「えー、大変な火事が起こっています。火事は3分、10分が大事です。選挙は最後の1日、2日、これで逆転できるんです。どうぞ、そのことも含めてよろしくお願いしたいと思っています」


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