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2019年7月18日(木)

米、「ホルムズ警護」説明へ

イラン沖航行船 関係国と連合 構想

 米国務省のフック・イラン担当特別代表は16日、中東のイランとイエメン沖で民間船舶の防衛のために米国が結成を目指している有志連合の構想について、19日に国防総省とともに関係国の外交官に対して説明を行う考えを示しました。ワシントン市内のイベントで語りました。

 フック氏は、原油輸送の要衝となっているイラン沖の「ホルムズ海峡を通過する原油の大半はアジアに向けられたものだ」と述べ、米国以外の関係国の参加によって取り組みを国際的なものにする必要性を強調しました。

 次期国防長官に指名されているエスパー陸軍長官は同日、上院軍事委員会の指名承認公聴会で、有志連合について民間船舶の護衛と海上監視を行うことで、「(イランの)挑発行為と誤算が抑止できるよう」に結成するものだと述べました。

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、数週間のうちに参加国を把握する考えを示しています。(ワシントン=池田晋)


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