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2019年7月14日(日)

2019参院選 激戦ルポ

あさか候補に「理想託したい」

市民が生んだ21年ぶりのチャンス

神奈川選挙区

写真

(写真)「あなたの願いを1票に」と訴える、あさか由香候補(手前左から2人目)=12日、神奈川県横須賀市

 参院選神奈川選挙区(改選4)で、日本共産党の、あさか由香候補(39)=新=は、当落線上の大接戦を繰り広げています。21年ぶりの党議席獲得のチャンスは、市民との共同が生み出しました。いよいよ、党と後援会の最後までの奮闘が勝敗を分けるたたかいとなっています。

 自民、公明、立民の各現職陣営は、序盤の選挙情勢で安定しているとの報道が出たため、組織の引き締めに力を入れています。

 あさか候補と争っていると報じられた維新の会の松沢しげふみ氏=現=は、都市部の大きな駅を中心に宣伝し、元県知事をアピール。同会の松井一郎代表は公示後に3度も県入りし、反共攻撃を繰り広げています。

みんなあさか

 4万余票差で惜敗してから3年。あさか候補は、無党派の人を含む子育て世代の女性たちとの対話を重ねてきました。「あさかBal(バル)」や「あさかカフェ」はこの1年半で33回開催。400人以上と政治について語り合いました。女性たちは今回、選挙を楽しみながら、あさか候補を全力で押し上げています。

 6日の横浜駅前には、ポスターのあさか候補と同じ服装をした女性たち約20人が集まり「みんなあさか由香大宣伝」を行いました。女性たちは、あさか候補の「社会や政治をあきらめないで」との訴えにこたえ、「理想を託したい」とスピーチしました。

 先頭に立つのは、無所属の女性地方議員たちです。この間、あさか候補の応援演説をした無所属の地方議員は6人に広がりました。宣伝カーの弁士や、支持者への支持依頼も行っています。

一人ひとりに

 さらに、応援の輪は広がり、志位和夫委員長との街頭演説に、憲法学者の小林節さん(慶応大名誉教授、7日、13日)、各地で「憲法カフェ」を開いてきた太田啓子弁護士(13日)が登場。保守を自任する小山田大和さん(合同会社F&Eあしがら金太郎電力社長)も応援演説に立つ予定です。

 多くの応援を力にする、あさか候補。「政治はみんなが参加し、もっと楽しむもの。よりよい社会は実現可能だと、希望を子どもたちに伝えていこう」と、最後まで一人ひとりに呼びかけます。


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