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2019年7月12日(金)

参院選勝利へ各地で訴え

広島・岡山で田村副委員長

高見候補

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(写真)声援に応える(右から)田村、高見の各氏=11日、広島県福山市

 日本共産党の田村智子副委員長は11日、広島県福山市と岡山市を駆けまわり、比例での日本共産党の躍進と市民と野党の共闘の勝利を呼びかけました。

 福山市では強い日差しが照りつける中、田村氏は「被爆者に『あなたはどこの国の総理か』と聞かれる安倍首相を8月にまた広島を訪れさせるのか。核兵器禁止条約の署名を呼びかける高見あつみ候補を押し上げよう」と力を込めました。また若者の間で年金への不安が広がっていると指摘。「年金を底上げしてこそ安心につながる。暮らしに希望を切り開く日本共産党に一票を」と訴えました。

 高見あつみ広島選挙区候補は、「『戦争はしない』という広島の願いが込められた9条を生かし、核兵器のない世界をつくりたい」と決意を語りました。

 岡山市で、田村氏は消費税10%増税中止や安保法制の廃止など野党の共通政策で多くの内容が一致したと紹介。「安倍政権に代わる新しい政治の姿が見えてくる。市民と野党の共闘で原田ケンスケ候補を押し上げよう」と訴えました。

 応援に駆け付けた岡山大学の小松泰信名誉教授は、年金問題に触れ「安倍政権は誰も責任をとらず、国民にツケを背負わせる。一票でも日本共産党に入るよう頑張ろう」と語りました。日本共産党の住寄聡美比例候補は「市民と野党の共闘を進める日本共産党に一票を」と述べました。


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