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2019年7月12日(金)

生活・民主主義守る

共闘の大義 太く押し出す

福井 反響よぶ枝野氏の演説

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(写真)あいさつする枝野幸男立憲民主党代表=10日、福井市

 立憲民主党の枝野幸男代表が10日、福井市で山田かずお野党統一候補(日本共産党公認)の応援に立ちました。そのスピーチが大きな反響を呼んでいます。

破壊許さない

 「共産党の公認候補の応援のマイクをもつことになるとは、この5年間には思っておりませんでした」と切り出した枝野氏は、なぜ福井に来たのかを語りました。

 安倍晋三首相がこの間の党首討論で、自衛隊の合憲性をめぐって意見が違う共産党と共闘するのはおかしいなどと述べ、「枝野さんが福井に住んでいたら誰に投票するのか」と2回にわたり挑発したことを紹介。枝野氏が「当然、野党統一候補の山田かずおさんに決まっているじゃないですか」と声を大きくすると、参加者は大きな拍手で応えました。

 枝野氏は、32の1人区で野党が候補者一本化を実現するもと、「党派が違うのだから、違っていることはたくさんあります。でも、いま問われているのはその違いなのでしょうか」と問いかけ。一気にボルテージを上げると、「この間、いろいろなこの国の大事なものが壊されている、その破壊をこれ以上許してはいけない」と力を込めました。

 枝野氏が第一にあげたのは「生活の破壊」です。安倍政権の下で非正規雇用は300万人増加、年収200万円以下のワーキングプアは1100万人でほぼ人口10人に1人に達し、2人以上世帯で貯蓄ゼロは3割に達していると指摘。「正社員になりたくてもその道がない、だから人生設計が立てられない現役世代、子育てに苦しんでいる若い世代がある」とし、「その生活をこれ以上破壊させてはいけない、そのことが一番この国にいま求められている」と強調しました。

 第二は「民主主義の破壊」です。枝野氏は、国会に提出される資料が隠ぺい、改ざんされ、国会で虚偽答弁が横行すると指摘。官僚の中にも時の権力に迎合し、忖度(そんたく)する人々が現れ、行政がゆがめられる状況があるとし、「こんな民主主義の破壊をしっかり食い止めないといけない」と述べました。

 第三は「憲法の破壊」です。4年前、野党連携の動きの起点になったのは、安倍政権が、勝手に解釈を変えて憲法違反の安保法制=戦争法をつくり、立憲主義が破壊されたことだと指摘。「政治に携わる以上、憲法というルールの上で政策を競い合う、その当たり前の大前提が壊されている」とし、「4党・1会派、考えている部分に違いがあっても、これを守るために、連携・協力するのは当たり前のことだ」と強調し、「立憲主義を守る、民主主義を守る、そして国民生活を守る。国民の生活を防衛するための連携を、32の1人区で私たちはさせていただいています」と共闘の大義を太く押し出しました。

たたかい前に

 枝野氏は「一本化をしたことで、多くの1人区で接戦を展開している」と指摘。「この福井をはじめ1人区で、生活を守る、民主主義を守る、立憲主義を守る、その旗の下、大きな成果を上げて、もう安倍1強とは言わせない、まっとうな議会を、まっとうな参議院を、皆さんとともにつくっていきたい」と熱烈に訴えました。「ぜひこの福井では山田かずおさん、皆さんの力で押し上げていただいて、一緒に生活を守る、そのたたかいを前に進めてまいりましょう」と呼びかけると、会場は盛大な拍手と歓声、熱気に包まれました。


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