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2019年7月9日(火)

きょうの潮流

 人の波が途切れない夕方の横浜駅西口。神奈川選挙区から立つ日本共産党のあさか由香さんが宣伝していました。候補者とそろいの格好をした無党派の市民や無所属の議員が応援。私たちの思いそのままのあさかさんを国会にと訴えました▼「8時間働けばふつうに暮らせる社会。そこに共感したかな」。待ち合わせで偶然居合わせた20代の男性はなんとなく聞いていたと。建築会社に就職したものの長時間労働の日々。「政治に関心なかったけど、選挙にいってみようと思う」▼途中から耳を傾けていた20代女性はひとり暮らしのアルバイト生活。年金は払えず、保険証もない。「若い世代は当たり前のように貧困。弱者をきりすてる社会は絶対にイヤ」。誰もとり残さないとの訴えが自身の日常と結びついて入ってきたといいます▼無関心を装い、政治とは距離を置く若者たち。一方で、しかたなく現状を受け入れながら、生きていく苦しみや将来への不安にもがく姿も▼さまざま思いを胸に人びとが行き交う新宿駅前。梅雨空のもと共産党の街頭演説に足を止めた30代の男性がいました。みずからをゲイだといい、レインボーデモにも参加したという男性は「自分らしく生きられる社会には賛成。政治に興味がなくて選挙にも行かなかったが、今度は投票したい」▼いまの生きづらさはどこからくるのか。人ごとではなく、自分やみんなのこととして考え直したと男性は話します。希望よ届け、一人ひとりに。願いをかなえ、未来を変えるために。


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