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2019年6月27日(木)

批判と対案・実績・共闘

党議員団の役割鮮明

国会閉会で志位氏報告

写真

(写真)国会議員団総会で団結がんばろうをする党議員団=26日、国会内

 国会議員団総会で志位委員長は、党議員団が果たしたかけがえのない役割を三つの角度から報告しました。(あいさつ全文

 第一は、安倍政権に対する本質をつく批判と具体的対案の提示によって国会論戦をリードしてきたことです。

 志位氏は、「マクロ経済スライド」による連続的な給付引き下げを正面からつく論戦を行い、7兆円の年金削減か「減らない年金」かという対決構図を鮮明にした国会論戦などを報告。破綻した消費税10%を「骨太の方針」にすえ、増税を訴える安倍政権に対し、「『くらしに希望を―三つの提案』『消費税に頼らない別の道』を掲げ、その実現のために共産党の躍進をと訴えぬこう」と呼びかけました。

 第二は、国民の切実な願いで国政を動かす数々の実績を上げてきたことです。

 6年前の参院選で共産党が躍進し、議案提案権を得たことが国会の風景を変え、ブラック企業規制法案の提出を契機に、ブラック企業の企業名公表という画期的成果を勝ち取ったことなどを報告しました。

 第三は、国会での野党共闘の発展に貢献したことです。

 野党合同ヒアリングは昨年通常国会から数えて29テーマ232回、野党共同提出法案は33本にのぼり、市民連合と野党との13項目の共通政策に結実し、全国32の1人区での野党統一候補の実現へとつながったと強調。「誇りと確信をもって、参院選挙で市民と野党の共闘を成功させるために、あらゆる力をつくそう」と訴えました。

 志位氏が最後に、「『比例を軸』に党躍進を必ず勝ち取り、8人の現職議員みなさんのすべてが必ず国会に戻ってくるとともに、多くの新しい仲間とともに次の議員団総会を開くことができるよう頑張り抜こう」と呼びかけると、大きな拍手が湧き起こりました。


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