2019年6月22日(土)
首相問責案を提出
参院４野党・会派、国民軽視だ
 （写真）郷原悟参院事務総長（中央）に安倍晋三首相問責決議案を提出する参院野党幹事長ら。右端は井上哲士氏＝21日、国会内 |
日本共産党、立憲民主党、国民民主党、「沖縄の風」の参院４野党・会派は２１日、安倍晋三首相問責決議案を参院に提出しました。４野党・会派が同日、参院幹事長会談を開き協議した結果、提出したものです。
提出理由で４野党・会派は、安倍首相の国民軽視、国会軽視の政治姿勢に言及し、沖縄県民の民意を無視した米軍新基地建設での辺野古埋め立て強行、イージス・アショア配備のずさんな調査報告書などは「安倍総理の政治姿勢そのものに原因がある」と指摘。老後の“２０００万円不足”を指摘した金融庁審議会の報告書の受け取りを拒否した麻生太郎財務相・金融担当相の問題は、安倍首相の傲慢（ごうまん）極まる政治姿勢の表れだと厳しく批判しています。
また、安倍首相が予算委での議論からは逃げ回る一方で、数の横暴による国会運営を強行するなど、議会制民主主義は根底から破壊され続けているとして、説明責任を果たさない安倍政権を厳しく糾弾しています。
