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2019年6月20日(木)

原発ゼロ法案審議早く

笠井氏あいさつ 4団体が集会

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(写真)立憲民主、社民の代表とともに「早期審議入りのために力を尽くす」と語る共産党の笠井氏(演壇)=18日、東京都荒川区

 自民、公明が審議を拒否している「原発ゼロ基本法案」の早期審議入りを実現しようと18日夜、東京都内で市民団体が集会を開き、「世論を広げながら、参院選で野党と力をあわせて国会の力関係を変えよう」と訴えました。

 主催は、「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」「原子力市民委員会」の4団体です。

 集会では、さまざまな立場の市民や、各野党の代表が決意を語りました。

 主催者を代表してマイクを握った「1000万人アクション」の呼びかけ人でルポライターの鎌田慧さんは、原発推進派の論理や倫理はことごとく破たんしていると指摘。「私たちの方が追い風にいます」と語り、さらに運動を広げていこうと呼びかけました。

 原自連の河合弘之さん(弁護士)は、「与党が審議拒否をするのは、議論すれば必ず負けるからです。原発ゼロは、国会の力関係を変えればすぐ実現できる。参院選は、脱原発を掲げる野党と共闘する。これこそが最良の方法です」と語りました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員が参加しました。共産党の笠井亮衆院議員は、市民連合と5野党・会派が結んだ共通政策の中に、原発ゼロも入ったと紹介。「原発の課題でも、野党は一致しています。早期審議入りの実現をさせるためにも、参院選を全力で頑張ります」と表明しました。


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