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2019年6月19日(水)

大阪北部地震1年

女児死亡の小学校 献花・黙とう

写真

(写真)献花する(右から)濱田市長、樽井市教育長、佐藤校長=18日、大阪府高槻市・寿栄小学校前

 最大震度6弱を記録した大阪北部地震から18日で1年になりました。登校中の女子児童が倒壊したプールのブロック塀の下敷きになり死亡した大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小学校では同日、地震発生の午前7時58分に合わせて、高槻市の濱田剛史市長、寿栄小学校の佐藤美恵校長らが黙とうしました。

 佐藤校長は「本来は安全であるべき学校の施設で大切な命を失った。二度とこのような事故を起こしてはならない」とコメント。濱田市長は「災害に強い街づくりに全力をつくす」と職員に訓示しました。

 小学校前に設置された献花台に花とジュースを供えた、近くに住む男性(72)は「こうした事故が起こらないように、地震対策をしていただきたい」と話しました。

 高槻市は市内すべての公共施設のブロック塀を撤去します。小中学校は2022年度までに、その他の公共施設は28年度までに撤去を終える計画です。


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