しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年6月14日(金)

米軍低空飛行やめよ

長野の共産党・平和委 国に申し入れ

井上・藤野・武田氏同席

写真

(写真)防衛、外務両省(手前)に要請する(正面前列右から)小林、武田、井上、藤野、内藤の各氏と要請参加者=?日、衆院第2議員会館

 東京・米軍横田基地所属のC130輸送機が5月30日午後5時半ごろ、長野県佐久地方の市街地上空を低空飛行した問題で、同県の日本共産党佐久地区委員会、同市議団と県平和委員会は13日、国会内で関係省庁に低空飛行訓練の中止などを申し入れました。

 井上さとし参院議員・比例予定候補と藤野やすふみ衆院議員、武田良介参院議員が同席。内藤祐子、小林松子の両佐久市議、県平和委員会の永井光明代表理事らが参加しました。

 応対した防衛、外務両省の担当者に党佐久地区委・市議団と県平和委は、それぞれ要望書を提出。低空飛行訓練中止や日米地位協定見直し、今回の低空飛行に関する防衛省の見解などを求めました。

 今回の低空飛行について防衛省側は、米軍から「安全に配慮した」と回答を受けたと説明。

 要請参加者は「米軍機は千曲川に沿って、住宅地の真上を飛んだ。これで配慮と言えるのか」と問いましたが、防衛省側は明言を避けました。他の参加者も「佐久市ではドクターヘリが毎日飛んでいる」など、低空飛行が大惨事につながる危険性を指摘しました。

 井上氏は防衛省側に、今回の飛行を撮影した動画を解析すれば高度が分かると述べ、日米合意の順守を改めて米軍に求めるべきだと迫りました。


pageup