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2019年6月12日(水)

沖縄の問題 声を上げて

デニー知事 全国キャラバン開始

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(写真)トークキャラバンで講演する玉城デニー知事=11日、東京都内

 2月の県民投票で示された「辺野古新基地ノー」の圧倒的な民意や沖縄の基地問題を伝え、世論を高めていくために、沖縄県の玉城デニー知事が全国各地を回る「We Love Okinawaデニー知事トークキャラバン」(沖縄県主催)が11日、都内で始まりました。デニー知事は基調講演で、「安全保障、民主主義、個人の尊厳、子どもたちの将来、この国のゆくえを自分事として考えてほしい」と訴えました。

 知事は辺野古新基地について、「辺野古が唯一というが、どこと比較して唯一なのか、工事がいつまで続くのか、いくらかかるのか、政府は一度も示していない」と批判。さらに、県の辺野古埋め立て承認撤回に対して、国が「私人」を名乗って撤回の効力を停止するなど、法の解釈をねじ曲げて工事を強行していることをあげ、「こういうことが続くと日本の民主主義、地方自治も成り立たなくなる」と訴えました。

 そして、「国民が声をあげてほしい。声を上げなかったら政府はやりたいほうだいです。みなさんの言葉で政治を変えてほしい」と呼びかけました。

 トークキャラバンの日程は順次、決定されます。デニー知事は7月28日、音楽祭「フジロックフェスティバル」に出演し、ギター演奏とともにトークを行います。


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