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2019年6月11日(火)

徳島病院の存続迫る

政府に党徳島・高知両県議ら

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(写真)厚労省と国立病院機構に要請する(奥右から)白川、松本、仁比の各氏と徳島、高知の党議員団=6日、国会内

 独立行政法人国立病院機構が、地域医療・経済の中心である徳島病院(徳島県吉野川市)を閉鎖し、東徳島医療センター(板野町)への移転・統合を計画している問題で、日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補と徳島、高知両県の県市町議が6日、国会内で、厚生労働省と国立病院機構に閉鎖計画の撤廃を求めました。仁比そうへい参院議員と、松本けんじ参院徳島・高知選挙区予定候補(野党統一候補として無所属で立候補)が同席しました。

 白川氏は、徳島病院の存続を求める声が県内の全24市町村議会を動かし、四国市長会へ広がっていることを紹介し、「徳島だけでなく四国の総意だ」と迫りました。

 機構の担当者が「医療機能を将来にわたって継続していくために最適な方策を検討中だ」と繰り返したのに対し、仁比氏は「防災医療病院としての役割や、ロボットリハビリなど先進性もある。すぐに廃止はできない」と指摘。厚生労働省の担当者も「時間をかけて検討しなければならない重大問題だ」と認めました。


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