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2019年6月5日(水)

羽生が歴代最多勝

大山十五世名人超え1434勝

 将棋の羽生善治九段(48)は4日、東京都渋谷区の将棋会館でおこなわれた第60期王位戦挑戦者決定リーグの白組プレーオフで永瀬拓矢叡王(26)を破り、公式戦通算1434勝目をあげ、大山康晴十五世名人を抜いて勝数で歴代単独トップとなりました。

 1985年12月18日の四段昇段・プロ入り以来、33年5カ月、2027局目の達成となりました。通算591敗2持将棋で勝率は7割8厘。勝数歴代トップ10の他の棋士が5割~6割台ですから、驚異的な成績です。

 歴代トップタイとなる手合で対局した谷川浩司九段は「先日私も対局しましたが、ますます『自在の境地』に達しておられると感じました」とコメントしました。

 トップ5は、2位・大山十五世名人1433、3位・加藤一二三九段1324、4位・谷川浩司九段1318、5位・中原誠十六世名人1308となっています。


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