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2019年6月4日(火)

米カリフォルニア州 民主党大会

進歩的政策と前へ

サンダース氏 トランプ打倒訴え

 【サンフランシスコ=池田晋】サンフランシスコ市内で開催中のカリフォルニア州民主党大会では2日、前日に続き、3人の大統領選への立候補表明者が演説しました。熱烈な「バーニー」コールで迎えられたサンダース上院議員は、地球温暖化対策や医療保険制度改革の緊急性をあげ、「中道の選択肢はない」と強調。トランプ大統領との対決姿勢と同時に、党内主流派に向けても妥協しない姿勢を示しました。


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(写真)演説するサンダース上院議員=2日、サンフランシスコ(池田晋撮影)

 サンダース氏は、政治が暮らしに直結していると考える数百万の労働者や若者の投票なくして、「米国史上最悪の大統領」トランプ氏を打倒することはできないと指摘。打倒の最善の道は「古いやり方に戻ることではなく、新たな、進歩的政策とともに前進することだ」と語りました。

 外交政策をめぐっては、「膨張した軍事予算、終わりのない戦争に終止符を打つのに、妥協はない」と述べ、軍事費と海外派兵を縮小させる考えを示しました。

 保守派のディレイニー元下院議員は、サンダース氏が提唱し、今では多くの立候補表明者が支持する国民皆保険制度について、「良い政策でも、良い政治でもない」と批判。前日に続き、聴衆は再びブーイングで応えました。

 各種世論調査でトップのバイデン前副大統領は欠席。大会は同日、州民主党の議長などを選出し閉幕しました。


国民対支配層のたたかい

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(写真)メリッサ・マイケルソンさん(池田晋撮影)

 サンダース支持派のメリッサ・マイケルソン代議員の話

 今年の大会に進歩的な代議員が多く選出されていたとは思いません。しかし、そうでない代議員も進歩的政策に共感していたようです。民主党を改革するサンダース氏の構想は、結果を出していると感じました。

 党全国委員会が9月の大統領予備選の候補者討論会の参加資格を厳格化したため、現在20人以上の候補者が秋にはかなり減ると予想しています。結局は、サンダース氏と、主流派候補者のバイデン前副大統領の勝負になると思います。

 何があってもトランプ大統領を打倒する必要はありますが、一方で民主党内の主流派は現状を維持し、権力を保持したがっており、これはただ打倒トランプでなく、国民と支配層のたたかいなのです。

 私たち草の根の運動からいえば、結果の不正操作で敗北した3年前の予備選以来、怒り、待ち続けてきました。戦略は単純明快、「私たちの代表が勝つまで、運動をやめない」です。


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