2019年6月3日(月)
2019参院選
政策合意 共闘を加速
福島 4野党などが調印式
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市民と野党の本気の共闘で参院選挙区での勝利を勝ち取ろうと1日、福島市内で合意確認書調印式が行われました。日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の4党県代表と無所属議員が、5項目の政策をもとに統一候補の無所属新人、水野さちこ氏(県議)勝利へ力を合わせると調印しました。ふくしま県市民連合の主催。
ふくしま市市民連合共同代表の根本仁氏が「県民の納得のいく政策をつくろうと3年間の経験も含めて話し合い、基本政策の合意文書ができあがった」と強調しました。
合意した政策は、▽憲法順守と安保法制(戦争法)、「共謀罪法」の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、安倍政権下での改憲反対▽原発ゼロ社会の実現と希望の持てる復興、県内原発全基廃炉▽10月からの消費税増税中止▽安倍政権の打倒―などです。
調印後に水野氏は、「政策合意をしっかりと受け止めて、統一候補として政治生命をかけてたたかう」と決意を語りました。
日本共産党の野口徹郎氏は立候補表明を辞退し、「水野さんの勝利と比例での日本共産党躍進に全力を尽くす」と話しました。
同党の町田和史県委員長が「大義となる政策が合意された。あとは本気の共闘」と述べるなど、各党代表が全力をあげる決意を述べました。
同選挙区では自民現職の森まさこ氏が立候補表明しています。