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2019年5月26日(日)

辺野古国会包囲

止めよう基地建設

4野党あいさつ 小池氏「民意示す」

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(写真)訴える小池晃書記局長=25日、国会正門前

 25日の国会前での「止めよう辺野古新基地建設・9条改憲・安倍政権の暴走を!5・25国会包囲行動」では、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の石橋通宏参院議員、国民民主党の森ゆうこ参院議員、社民党の福島瑞穂副党首が連帯あいさつし、市民と野党の共闘で、米軍辺野古新基地反対の民意を示そうと訴えました。

 小池氏は、昨年の沖縄県知事選、今年の県民投票と衆院沖縄3区補欠選で「沖縄県民は圧倒的な民意で新基地建設反対のトドメの審判を下した」と指摘し、政府による辺野古の海への土砂投入を厳しく批判。工事対象の大浦湾には最深90メートルに達する超軟弱地盤の地点があるが、地盤改良のための「サンドコンパクションパイル工法」の実績は70メートルまでだと指摘し、「そもそも辺野古は基地など造れる場所ではない」と強調しました。

 小池氏は、安倍政権は「負担軽減」を繰り返すが、嘉手納基地では日米合意すら無視したパラシュート降下訓練が繰り返され、普天間基地には昨年の2・5倍の外来機が飛来し、最新鋭ステルス戦闘機F35Bまで来ていると告発。「F35Bは米軍ヘリの窓枠が落下した宜野湾市の緑ケ丘保育園の真上で爆音をとどろかせている。安倍首相はトランプ大統領とゴルフや相撲観戦をしている場合ではない。トランプ氏を普天間に連れて行き、実態を突き付け、堂々と普天間撤去を求めるべきだ」と力を込めると、一斉に「そうだ」の声が上がりました。

 さらに来週開催予定の野党党首会談で、辺野古新基地を許さず、普天間撤去を求める参院選の共通政策をまとめたいと述べ、「市民と野党の共闘で、民主主義を無視し、沖縄踏みつけの安倍政治にノーの民意を示そう」と呼びかけました。

 石橋氏は、辺野古新基地建設を許さないと、超党派の国会議員60人からなる議員懇談会が活動していると紹介し、「野党は協力して、みなさんに連帯する。民主主義と憲法を守るたたかいに勝利しよう」と訴え。森氏は「何が何でも辺野古の工事を進める安倍政権を許すわけにはいかない」と強調し、福島氏は「米国から武器を爆買いする安倍首相はどこの国の総理大臣か。参院選で沖縄や国民の声を聞かず、米国いいなりの政治を変えよう」と訴えました。


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