2019年5月24日(金)
宗派超え改憲発議阻止
井上議員参加 宗教者が国会前集会
安倍晋三首相が狙う9条改憲発議を阻止しようと宗派を超えた宗教者が23日、東京都千代田区の参院議員会館前で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で、30人が参加しました。
日蓮宗教師の小野文珖さんは「連日の『9条を守ろう』という行動により、今日も衆院の憲法審査会は開かれませんでした。全国の市民と立憲野党の熱い思いと活動が功を奏しています」とのべました。
参加者は国会議事堂に向け「いのちを守ろう」「憲法9条は世界の宝」というコールを響かせました。
総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんが「改憲を最終的に阻止するためには参院選で安倍政権を倒し、政治を変えるしかありません。市民と立憲野党の連携を強め、自公の改憲政治に審判をくだしましょう」と呼びかけました。日本共産党の井上哲士参院議員が参加し「みなさんの行動にも励まされながら、改憲を許さない立場でこれからも頑張っていきます」とあいさつしました。