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2019年5月23日(木)

志位委員長の池袋演説 「フランス10」記者にも好感

“批判より希望に多くの時間”

 「池袋の演説を拝聴した。これまで共産党は、演説で初めに批判を相当やって、最後に希望を示すパターンが多かったと思うが、池袋の演説は希望をかなり早い段階で示された」「どういう意図があったのか」

 日本共産党の志位和夫委員長の22日の記者会見では、こんな質問がインターネットメディアの日仏共同テレビ局「フランス10」の及川健二記者から飛び出しました。

 志位氏は「よく聞いていただきました」と応じ、第6回中央委員会総会で「批判とともに希望を語ろう」という方針を確認したと紹介。実際に、東京・池袋駅前での演説(19日)でも、希望に中心を置くよう「演説の組み立てを変えた」と説明し、「そういう組み立てが、やっぱりいまの国民の気持ちに合うんではないかと思っています」と応じ、赤旗記者が現地で聞き取った聴衆の反応なども会見後に紹介しました。

 及川氏は会見直後にツイッターで、会見でのやりとりを印象深く振り返るとともに、志位氏が会見で発表した参院選政策「消費税増税の中止 くらしに希望を―三つの提案」について、「共産党の暮らし支援策の拡充が7・5兆円だ。これは消費税3%分だから、実質的に消費税3%減税の効果があるといえる」「目玉政策を経済政策にしたのは大正解だ」と評価。「赤旗記者を動員して(演説を聞くために)止まった若い人たちに取材して、その反応を志位和夫さんにまであげているのですよ。リサーチがしっかりしてます」とも語っています。


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