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2019年5月11日(土)

さあ参院選 選挙区予定候補駆ける

倉林明子さん 現 京都選挙区(改選数2)

弱い者いじめダメ 貫く

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(写真)倉林明子さん

 「いよいよ参院選。改選数2の京都選挙区で絶対に負けるわけにいかない。消費税増税は必ずストップに追い込む」―。新緑の京都・二条城前広場のメーデー会場に、こん身の訴えが響きました。

 デモ行進では、「倉林さんや」と駆けよる参加者と次つぎに握手し、「がんばろう」とエール交換。前回の初当選から京都を代表する参院議員として府内を駆け巡り、現場の声を国会に届けてきました。

国会質問218回

 この6年で国会質問は218回に。安倍政権と「ガチンコ」論戦を繰り広げ、消費税の滞納「差し押さえ」を10万件ストップさせたのをはじめ、申告書未提出による年金受給者への税金の過剰徴収の解決、保育所のブロック塀改修への補助、定置網への補助など“役立つ”成果を次つぎ実現してきました。

 国民健康保険の課題は「京都市議時代からのライフワーク」。

 2月の参院予算委員会では、「本来なら救えた命ではないか」と、保険証を取り上げられた滞納者の「手遅れ死」の実態を安倍首相に突きつけました。国保料が高すぎる構造に迫ると、安倍首相も「低所得加入者が増加する等の構造的な問題がある」と認めました。

市民との共同

 昨春の府知事選、大山崎町長選など、これまでにない市民との共同が広がる京都。参院選では、倉林議員を押し上げようと市民有志が新たに「アッコネクトプロジェクト」を始動。3月には、倉林議員の国会質問を上映する「国会パブリックビューイング」を初めて実施しました。サポーターの石川優さんは「文字通り『弱いものいじめを許さない』を貫く議員。弱い立場の人の声をしっかり聞き、国会質問に反映してくれる。強い権限で政治の私物化が横行しているからこそ、誠実に仕事のできる人が国会に必要」と期待します。

 京都選挙区は、ほかに自民の現職、立憲民主の新人が立候補を表明。国民民主は候補者を取り下げました。

 「再選して、いの一番にやりたいのが国保料の引き下げ。削りに削られた社会保障を充実へと転換させたい」と意気込みます。


 くらばやし・あきこ 1960年、福島県生まれ。看護師を経て京都府議、京都市議を歴任。参院議員1期、厚生労働委員、行政監視委員。


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