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2019年5月1日(水)

皇太子が新天皇に即位

天皇退位し上皇に

 天皇は30日、皇室典範特例法にもとづき退位し、1日午前0時に皇太子が新天皇に即位しました。元号も「平成」から「令和」に改まりました。

 退位した明仁氏は1989年1月、昭和天皇の死去を受けて天皇に即位。2016年8月、国民に向け、高齢を理由に退位の意向を示唆するビデオメッセージを発表しました。

 皇室典範は天皇が死去したとき新天皇が即位するとだけ定めていますが、国会では衆参両院議長が各党・会派の意見を聴取し、立法府としての対応を議論。17年6月、天皇退位を一代限り特例的に認める皇室典範特例法が全会一致で可決・成立しました。

 日本共産党は「『個人の尊厳』という日本国憲法のもっとも根本的な精神に照らして考えるならば、一人の方がどんなに高齢になっても仕事を続けるように求める現在の在り方には改革が必要で、退位を認めるための立法を政治の責任で実現すべきだ」という見地で特例法に賛成しました。

 退位後、天皇は「上皇」となり、皇后は「上皇后」となります。


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