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2019年4月20日(土)

大型連休中 受診抑制防げ

国保払えない人などの対策求める

全生連、国に要請

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(写真)厚労省に要望を提出する全生連の前田美津恵副会長(左)=19日、東京・霞が関

 全国生活と健康を守る会連合会(全生連=安形義弘会長)は19日、国民健康保険料(税)を滞納し、資格証明書を交付された人などが、大型連休による市町村の窓口閉鎖で、医療機関にかかれないなどの支障が出ないように対応を求める要請書を厚生労働省に提出しました。

 要請書は、厚労省から都道府県、政令市、中核市の国保担当に対し、次の3点の対応を行うよう速やかに事務連絡で通知するよう強く求めています。

 ▽医療機関窓口での医療費全額負担などを求められる資格証明書の交付世帯で、受診が必要にもかかわらず医療費の負担が困難な場合、速やかに短期保険証への切り替えができるようにする▽短期保険証が4月末で期限切れとなる場合、速やかに新しい保険証を交付できるようにする▽他の医療保険を脱退した場合、速やかに国保加入手続きが行えるようにし、窓口閉鎖のため連休明けの加入手続きの場合には、さかのぼって国保資格取得を柔軟に認めるよう徹底する―です。


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