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2019年4月18日(木)

共闘で希望ある社会

大阪12区補選 宮本候補を山本議員が応援

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(写真)歩きながら支持を訴える宮本候補(右)と山本参院議員=17日、大阪府寝屋川市

 衆院大阪12区補選(21日投票)で、「市民と野党の統一候補」として自民、維新候補を激しく追い上げる宮本たけし候補(無所属)は17日、寝屋川市、四條畷(しじょうなわて)市を駆けめぐり、終日奮闘しました。夕方には山本太郎参院議員が応援に駆け付け、香里園(こうりえん)駅、寝屋川市駅前でトーク宣伝を行いました。

 山本氏は、宮本候補の実績は「全部話したら朝までかかる」と言い、特に奨学金問題の活動を紹介。「学ぼうとする学生の首を絞めるのが奨学金だ。この問題に鋭く切り込む宮本さんは見ていて爽快。勉強にもなり、現職議員の教科書的存在だ。この議席を失うのは国会の損失だ」と述べました。

 宮本候補は「宣伝中に、学費を払うためにアルバイトをして授業に出られない学生に会った。こんなむちゃくちゃな国があるか」と応じました。「市民と野党の共闘で希望ある社会を開く」という宮本候補に対して、山本氏は「党と党を接着させる役割を宮本さんにやってもらいたい」と語りました。10月からの消費税10%増税中止などについても、宮本、山本両氏が掛け合い的にトークし通勤、通学中の駅乗降客の注目を浴びました。

 これに先立ち宮本候補は、大阪電気通信大学(寝屋川市)周辺で宣伝し、学生に「借金を背負わず大学に通える。8時間働けば生活できる。そんな当たり前の国を、市民と野党の共闘でつくろう」と訴え、学生と対話しました。有利子奨学金を月12万円借りている男子学生(18)は「(学費が)とても高い。安くしてほしい」と切実な思いを語り、別の男子学生は、ヨーロッパでは学費無料が当たり前という宮本候補の演説を聞いて「とても驚いた。日本もそうしてほしい」と期待しました。


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