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2019年4月18日(木)

沖縄3区補選 大激戦・大接戦、ヤラ勝利に総力を

党全県決起集会 志位委員長訴え

 安倍政権丸抱えの自民党候補と大激戦・大接戦を繰り広げる衆院沖縄3区補選(21日投票)で、名護市辺野古米軍新基地建設のストップを目指す「オール沖縄」のヤラともひろ候補を必ず勝利させるため、日本共産党沖縄県委員会は17日、志位和夫委員長を迎えた全県決起集会を沖縄市内で開きました。


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(写真)声援にこたえる志位和夫委員長(左から5人目)と、ヤラともひろ候補(その右)ら=17日、沖縄県沖縄市

 志位氏は相手候補が従来の「辺野古隠し」は失敗だったと「総括」し、真正面から新基地建設推進を訴えている点を強調。「絶対に負けられません。同時に勝てば、トドメの審判になります。ヤラさんの勝利で、『辺野古新基地ノー』のトドメの審判を下そうではありませんか」と力を込めました。

 その上で、現在の情勢は「大激戦・大接戦です。最後の最後まで、一瞬たりとも気を抜いたら負ける。彼らなりの必死の『総括』で臨んでいる自民党に対して、最後の最後まで必死に頑張らないと勝てません」と引き締めました。

 志位氏は、「今後を考えて、沖縄のたたかいの勝利の展望はどこにあるか」と問いかけ、「オール沖縄」の団結と同時に、「沖縄と本土の連帯にある」と強調。辺野古新基地建設反対の声が全国の世論調査でも多数になり、「市民と野党の共闘」の旗印になったことをあげ、「沖縄3区と大阪12区の補欠選挙、それに続く参院選で勝ち、『安倍政権サヨナラ』の審判につなげていこう」「安倍政権を打倒し、辺野古新基地断念・普天間基地閉鎖・撤去の『建白書』を実現する新しい政権をつくろう」と訴えると、大きな拍手と歓声がわきおこりました。

 志位委員長と固い握手を交わしたヤラ候補は、新基地建設・埋め立て土砂投入を強行する安倍政権について、米軍が占領下で土地接収のために沖縄で行った「『銃剣とブルドーザー』に匹敵する」と厳しく批判。安倍政権が狙う憲法改悪も「耐えがたい、将来性のない議論だ」と述べ、安倍政権の暴走を「私たちの誇りにかけて止めないといけない。沖縄の力、民意で日本を変えていこう」と力を込めて訴えました。

 ヤラ選対副本部長の山内末子、日本共産党の嘉陽宗儀両県議らも、最後までの猛奮闘を訴えました。


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