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2019年4月14日(日)

町民のパイプ役に

埼玉・美里町 堀越けんじ候補

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(写真)堀越けんじ候補

 「日本共産党議員がこの町に1人は必要です」。1月に会社員を辞めて埼玉県美里町議選(定数12)に挑む堀越けんじさん(59)の訴えが街頭に響きます。

 4年前、美里町議選の開票からまもない5月中旬。共産党から5期目の当選を果たした角田朝枝さん=当時68歳=の体調が急変し、帰らぬ人となりました。

 変わり果てた姿の角田さんを前に、堀越さんは「自分が頑張っていれば無理させなくてもよかった」と、その場で突っ伏しました。

 昨年夏、候補者の声がかかり、迷いながらも「自分しかいない」と決意。角田さんの妹や元議員の笹井均さんと一緒にあいさつ回りをすると、町民から「待ってました」と歓待も受けました。党議員がいなくなった4年間、議会と町民のパイプ役が失われていたからです。

 党美里支部が実施したアンケートでは「議会が短時間で終わってしまう」「介護保険料が増えて大変」との声も。

 堀越候補は3月、議会を傍聴し、町長提案の議案に質疑も討論も無くあっけなく可決していたことを目の当たりにしました。堀越さんは思いを強くしました。「公共料金や介護保険料の値上げが提案されたときに、あっさり通してはいけません。だから議会に共産党の議席が必要です」


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