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2019年4月13日(土)

希望の政治 ぬちかじり

沖縄3区 ヤラ候補駆けめぐる

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(写真)街頭演説後、聴衆と握手を交わすヤラ候補(中央)=12日、沖縄県大宜味村

 日本と沖縄の未来を左右する参院選に直結し、市民と国政野党の共闘の前進にも大きく影響する衆院沖縄3区補選(21日投票)―。玉城デニー沖縄県政を国政の場から支える立場で、同県名護市辺野古米軍新基地建設を断念させることを目指す「オール沖縄」のヤラともひろ候補は12日、必勝に向けて、東村、大宜味(おおぎみ)村、国頭(くにがみ)村などを駆け回りました。

 ヤラ氏は、デニー知事が県民の強固な民意に基づいて同新基地建設断念を求めているにもかかわらず、安倍政権が無視し、新基地建設を強行していることを批判。「子や孫たちが笑顔でいられ、誇りと希望が持てる政治の実現のため、ぬちかじり(命の限り)頑張る」と演説しました。

 ヤラ氏は、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の即時閉鎖・返還を、日米両政府に強く迫る計画や県民の社会福祉を充実させる公約などを語り、「安倍政権・政治を変えていかないといけない」と力を込めて訴えました。

 ヤラ氏の相手、自民党公認(公明、維新が推薦)の島尻安伊子元沖縄北方担当相の陣営は11日夜、うるま市で決起集会を開催。島尻氏は、辺野古新基地建設推進の立場を改めて述べました。

 国頭村でヤラ氏の演説を聞いた女性(39)は「新基地ができれば自然や生活が壊され、軍事優先社会になってしまう。沖縄から日本を平和に近づけたい」と語りました。


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