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2019年4月9日(火)

「自共対決」に競り勝つ

定数8 初の3議席

京都市議選・左京区 樋口・加藤・冨樫氏

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(写真)3議席奪還の結果を報告する(左から)冨樫氏、光永敦彦府議、加藤、樋口の両氏=8日朝、京都市左京区

 メディア各紙が「自共対決」が焦点と注目した京都市議選左京区(定数8、立候補15)で、日本共産党の樋口英明(49)、加藤あい(43)=以上現=、冨樫豊(44)=元=の3氏が全員当選を勝ち取り、前回11票差で惜敗した冨樫さんの3議席目を奪還して、2議席にとどまった自民党との「自共対決」に競り勝ちました。

 前回から定数が1減になり、定数8で日本共産党が3議席を獲得したのは初めて。自民党は市議が唯一ゼロの左京区を「重点区」に位置付け、3人を擁立し巻き返しを図りました。

 左京区では9条改憲ノーの運動や府知事選などで日本共産党と市民との共同が広がるなかでの選挙戦でした。

 返り咲いた冨樫氏も4年間、マンション・ホテル建設の景観破壊に反対する住民運動などに参加。「一つひとつの運動でつながりができ、京都のよさをつぶす政治を選挙で変えようというエネルギーが合流した。政治を変える流れを京都からどんどん発信していきたい。わくわくしている」と語りました。

 連日、応援に駆け回ったフリージャーナリストの男性は「3人当選はうれしい。冨樫さんは住民運動で住民から深い信頼を得ていた。市民との共同の勝利です」と話しています。


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