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2019年4月1日(月)

きょうの潮流

 きょうから新年度。華やぐ桜を見ながら胸をときめかす人も多いでしょう。新しい季節の訪れ。しかし、押し寄せる値上げの波が暮らしに影を落としています▼乳製品や飲料、冷凍食品や即席麺、調味料まで幅ひろく。その動きをとめるどころか、推し進めているのが安倍政権です。消費税10%増税の前に財界と一体になって値上げの音頭をとってきたことを首相は国会で認めました▼ふり返れば、消費税が実施されてからきょうで30年です。始まりは列島中が怒りにふるえました。便乗値上げはしませんと掲げた商店街、抗議の閉店ストを決行した商店、「不満の方は次の選挙で考へましょう」との張り紙をだした薬局も▼当時の本紙インタビューでは、じつに9割ちかい人びとが反対の声をあげ、全国各地の廃止署名には列をなすほどのすさまじさ。年月は流れても、増税への怒りとたたかいの運動は今もつづいています。それは、この税が国民をだまし、苦しめてきたことの裏返しです▼「消費税は役に立たなかった」。最近の増税中止署名で70代の男性が口にしていました。社会保障のためといいながら、なにも良くならなかったと。実際、消費税をなくす会によると、この30年間で国民1人あたり約290万円を負担。その8割が大企業減税の穴埋めに消え、残りは軍拡の財源に使われてきました▼人の営みや国を壊す悪税の増税と、飲食料品のいっせい値上げの二重苦。暮らしに春を呼ぶためにも、政治や税に泣かされる季節から卒業を。


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