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2019年3月28日(木)

仮住居退去強いるな

岩渕氏 原発避難者対応で迫る

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(写真)質問する岩渕友議員=19日、参院復興特委

 日本共産党の岩渕友議員は19日の参院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示区域外避難者の仮の住居からの追い出しをやめるよう政府に迫りました。

 岩渕氏は、国家公務員宿舎の退去期限(3月末)が迫るなか、避難者の約半数は転居先が決まらず、経済的に困難な中で退去を迫られ、精神的に追い詰められているとして、「(期限までに)住まいさえ決まればあとはどうなってもいいということにはならない」と主張。避難者への対応実態を福島県に聞くよう求めると、渡辺博道復興相は「話を聞きたい」と答えました。

 岩渕氏は「追い出しはあってはならない。期限や帰還ありきではなく、国はどんな選択も保障すべきだ」と要求しました。

 また、原発事故後の福島県内での除染で生じた汚染土を公共事業などで再利用する環境省方針に言及。南相馬市での実証事業計画に多くの反対署名が寄せられているとして、「これだけ住民の反対がある計画は進めることはできない」と断念を要求。再利用方針の撤回を要求しました。


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