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2019年3月24日(日)

岸知事候補の勝利で暮らし支える県政に

神奈川・横須賀 小池書記局長が訴え

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(写真)激励にこたえる(左から)小池晃書記局長、岸牧子知事候補、井坂しんや県議=23日、神奈川県横須賀市

 神奈川県知事選で、暮らしを支える県政への転換を訴えて奮闘する岸牧子候補の勝利をめざして、日本共産党の小池晃書記局長は23日、横須賀市の街頭で演説しました。小池氏が「岸県政の実現で、県民に負担増を押し付け、大企業応援・大型開発優先の古い県政を終わらせ、県民の生活が第一になる新しい県政をつくろう」と訴えると大きな拍手が起き、通行人からも「がんばれよ」の声がかかりました。

 岸候補は、「神奈川に米軍基地はいらない。横須賀は米軍の原子力空母の母港であり、自衛官と、その家族もたくさん住んでいる。だからこそ9条は絶対に変えさせたくない」と訴えました。

 日本共産党の井坂しんや県議団長は、「暮らしの感覚を県政に反映させることができるのが岸候補だ」と支援を訴えました。

 神奈川土建横須賀三浦支部、横須賀三浦市民連合の代表が訴え、「安保関連法に反対するママの会」の西郷南海子さんのメッセージが紹介されました。

 小池氏は、横須賀が米空母の母港にされてから45年、原子力空母が配備されてから10年がたち、戦争法強行以降、さらに基地が強化されていると告発。米海軍艦船の事故が続き、放射性廃棄物の基地外への搬出など、市民の暮らしを脅かしていると批判。「『基地と共存する』という現知事では命は守れない。『基地強化を許さず、原子力空母の横須賀母港化を拒否する』という岸候補を押し上げ、みんなで未来を決めていこう」と語りました。

 県政について小池氏は、子ども医療費の通院助成は小学校入学前までで遅れていると批判。神奈川県の財政力は全国第3位なのに、大企業誘致に巨額の補助金を注ぎ込み、日産1社に104億円も投じているとして、「県政にないのはお金ではない。ないのは住民の痛みをわが痛みとする心だ。県民が安心して暮らし、子どもを育てることができる県政に転換を」とよびかけました。

 小池氏は、党県議団が(1)県民の切実な願いを議会で取り上げ実現(2)請願の8割を党議員団が紹介(3)行政と議会のチェック役を果たしてきたこと―に加えて、沖縄に次いで2番目に米軍基地が多い神奈川の県議会で唯一、米軍基地強化に反対してきたと力説。「その先頭に立ってきた井坂団長の議席を必ず守り抜き、さらに議席を増やしてください」と訴えました。


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