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2019年3月24日(日)

“逆立ち県政転換”に声援

埼玉県議選躍進 小池氏訴え

 県議選が来週から始まる埼玉の越谷市・新越谷駅前の街頭演説で、小池晃書記局長は「現有5議席を守り抜き、議案が提案できる8議席以上に躍進を。八ツ場ダムなど大型開発大好き、県民の暮らしそっちのけの埼玉逆立ち県政を一緒に変えよう」と熱く訴え。小雨のなか駅前に集った聴衆から声援と拍手が飛びました。

 平野あつ子、苗村京子両県議予定候補とともに登壇した金子まさえ県議予定候補=現=が代表して決意表明。後半戦の4人の越谷市議選予定候補が全員当選を誓い、「オール埼玉」の運動に全力をあげてきた伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補が勝利を訴えました。

 国保税の連続値上げの危険に言及した小池氏は、越谷市では年収400万円の4人家族で年間5万3600円増となり、消費税増税での負担3万4000円と合わせ「10万円近くもの負担増だ」と告発。共産党提案の1兆円の公費投入によって、同市では4人家族の国保料年間36万7000円から23万1000円に軽減できると述べ、「消費税は増税ストップ、国保税は値下げへ。どうか力を貸してほしい」と呼びかけました。

 小池氏は、暮らし切り捨てで大型開発優先という逆立ちの埼玉県政を支えているのが、自民党と公明党を中心とする、共産党以外の「オール与党」の県議会だと指摘。改憲の早期実現を求める意見書を採択(14年)し、県立高校の修学旅行での平和教育に対して文教委員会へ生徒の感想文を提出させるなど憲法、教育基本法、最高裁判決を踏みにじる教育への不当介入だと厳しく批判しました。全国初の県議会での「原発再稼働を求める決議」(17年)も「許されない」と糾弾しました。

 これに対し5議席に躍進した日本共産党県議団が国保税引き上げを抑え、特別支援学校の増設など県民の願いを実現してきたと紹介。「県民の宝の議席、共産党を伸ばせば政治は必ず変わる」と力を込めると、聴衆は万雷の拍手で応えました。


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