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2019年3月19日(火)

普天間返還へ面談

デニー知事と宜野湾市長

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(写真)屋上から米軍普天間基地を視察するデニー知事と、案内する松川宜野湾市長=18日、沖縄県宜野湾市役所

 沖縄県の玉城デニー知事は18日、宜野湾市役所を訪れ、松川正則市長と面談しました。松川市長は、(1)米軍普天間基地の閉鎖・返還とそれまでの危険性除去に目に見える形で取り組むこと(2)速やかな同基地の運用停止に向け国・県・市で構成される普天間飛行場負担軽減推進会議を早期開催すること―を求める要請書を手渡しました。

 デニー知事は「普天間飛行場の危険性除去・閉鎖・返還を求めるのは、辺野古新基地を造らせない公約と並んで、県の最も重要な政策だ」と強調。県が政府に普天間所属機の県外・国外への長期ローテーション配備等を求めてきた経緯を説明し、それにもかかわらず「(政府が約束した普天間基地の)5年以内運用停止の期限が過ぎ、長期ローテーション配備が実現されなかった。誠に遺憾だ」と述べました。

 普天間飛行場負担軽減推進会議については「今月か来月に開催される」とし、同会議で「運用停止に向け、現実的な要求を日本政府が米政府に求めているのか、オープンにしてほしいと要求する」と説明しました。

 デニー知事はSACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)合意の再検証に触れ「専門家の意見を踏まえ、県民投票が行われた今、沖縄の意見を取り入れ再検証すべきだ」とも述べました。


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