2019年3月18日(月)
市民の痛み分かる県議を
山口・岩国市 党演説会あいさつ(要旨)
17日に山口県岩国市のJR岩国駅前で日本共産党の小池晃書記局長を迎えて開かれた演説会には、米軍岩国基地強化に反対する「愛宕山を守る会」の岡村寛代表(75)、昨年引退した前市議(リベラル岩国)の田村順玄氏(73)が応援あいさつし、社民党県連代表の佐々木明美県議、姫野敦子市議(同)のメッセージが紹介されました。要旨を紹介します。
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岡村氏 「愛宕山を守る会」ならびに「非自民系勝手連」のお世話をしています。県議会は自民党など保守系議員が絶対的多数を確保し、県議選岩国市・和木町区も定数5中4人が同様です。よって自民党の政策以外はなかなか実現しません。
この現実を憂う市民有志が自民党以外の野党候補を議会に送ろうと運動を起こしました。名付けて「非自民系勝手連」と称し、非自民系候補と勝手に連帯する市民の会です(拍手)。この目的を達成するため、街頭での訴えを行っていきます。
国政を見ると、何とも生きづらい、打ち捨てられた国民の不平、不満がうずまいています。県知事は国の顔色ばかり見て、県民に対し一顧だにしない姿勢を続けていますが、これでいいんでしょうか。こうした政治を変えるには小さな選挙区から非自民系議員を増やす以外ありません。この信念を持って選挙をたたかっていきます。一緒に頑張りましょう。
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田村氏 昨年まで市議を23年半務め、米軍の勝手放題を許さず、市民の暮らしを守ろうと頑張ってきました。こうした運動を公の場でもの申すには松田さん(一志県議候補)の議席が必要です。市民の願いを託し、活動を伝えてほしいという思いでいっぱいです。
これまでの国政や地方選では社民党や旧民主党を応援する立場で取り組んできましたが、市議会では共産党議員団と手を携えてきました。(松田氏が当選したら)共産党が大いに力を発揮してくれると期待しています。
佐々木氏 岩国基地は機能強化していない、すなわち、生活環境は悪化していないというのが県の信じがたい見解で、悔しいかな、これが安倍政権のイエスマンたる県政の実態です。岩国の現場から、こうした課題と真正面からぶつかり、解決をめざすには何としても松田さんの当選を勝ちとらなければなりません。
姫野氏 私は2016年の市長選で市民の共同候補として、松田さんはじめ幅広い団体や多くの市民とともにたたかいました。その前に、同じ米軍基地被害に苦しむ沖縄の実態とたたかいを学ぼうと、辺野古の海を松田さんたちと見て来ました。市民の痛みの分かる県議を、ぜひ送り出したい。しっかり活動できる松田さんを推薦します。