2019年3月14日(木)
今度は国民的議論を
県民投票の会 デニー知事と面談
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「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表らは13日、沖縄県庁で玉城デニー知事と面談し、両者は、辺野古米軍基地建設の埋め立てに反対する圧倒的な民意をうけ、今度は、国民的な議論が求められていることで意見が一致しました。
元山代表は「安全保障政策の基盤は基地所在地域の民意だ。明確な民意が示された今、これから問われるのは、本土の人たちが沖縄の民意を踏まえて当事者意識を持ち、国民的議論を行うことだ」と語りました。
政府に対しては「直ちに、辺野古埋め立て工事を中止・断念し、沖縄県内移設によらない普天間飛行場の危険性除去、基地閉鎖、返還に向けた英断を行うことを強く期待する」とのべました。
デニー知事は県民投票結果を「建白書の実現・辺野古移設断念を求める翁長前知事や私の方針は揺るぎないものになった」と評価。「日米両政府のみならず、国内外すべての方々に、国際的な民主主義の普遍的な価値を根源に問いかけていきたい」と語りました。
最後に「県民投票は終わったのではなくそこから始まったのだ」と強調し、国民一人ひとりが自らの問題として認識してもらえるよう働きかけていく決意を述べました。
県民投票の会は26日に総会を開き解散します。