2019年2月24日(日)
「改ざん内閣やめろ」
政治変えたい 東京で市民デモ
|
安倍政権の退陣を求める市民のデモ行進が23日、東京都内で行われ、ドラムの音とともに「安倍はやめろ」のコールを響かせました。
約600人(主催者発表)が、「怒」「改ざん内閣は総辞職」「辺野古の海を埋め立てないで」「教育にお金をかけろ」などのプラカードを手に、日比谷公園から銀座まで行進。東京電力本社前では「安倍晋三は原発やめろ」と訴えました。沿道から手を振る親子連れや、スマホで写真をとる買い物客や外国人観光客もいました。
森友・加計疑惑をめぐる公文書改ざん問題を機にデモに参加するようになった女性(31)は、「一部の人だけが特別扱いされる不公平な政治を変えたくて参加しました」。デモの前に有志が呼びかけた「手描きプラカード・ワークショップ」にも参加。パステル調の水色や黄色の風船に「憎悪をあおるな」などのメッセージを書き込んで、デモ参加者に配りました。
デモを呼びかけたのは、市民有志でつくる「怒りの可視化」。メンバーの一人、日下部将之さんはデモ終了後、参加者に「これからもこういう行動は続けていきます。一緒に声をあげ続けましょう」と呼びかけました。