2019年2月22日(金)
沖縄の民意 全国に世界に
県民投票成功へ決起集会
小池書記局長訴え
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沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う24日の県民投票の成功に向け、日本共産党沖縄県委員会と後援会は21日、小池晃書記局長を迎え、那覇市で全県決起集会を開きました。小池氏は、成功のカギは投票率を上げ「反対に○」の圧倒的民意を勝ち取ることにあるとし、「政府は民意を埋め立てることなどできないと知るべきだ。全国と世界に歴史的たたかいの勝利を示そう」と訴え、参加者は最終盤の猛奮闘へ決意を固めあいました。
小池氏は、県民投票の意義を(1)圧倒的民意を突きつけ新基地断念に追い込む(2)翁長雄志前知事の遺志を継ぎ「新基地ノー」で頑張る玉城デニー知事を応援する(3)ウソとごまかしで暴走する安倍強権政治に終止符を打つたたかいだと指摘しました。
小池氏は、県民投票は新基地建設が直接問われ、安倍政権が選挙で使ってきた争点隠しの逃げの口実は通用せず「安倍政権も結果を無視できない」と語り、圧倒的民意で新基地を完全に断念させようと訴えました。
小池氏は、埋め立て区域の超軟弱地盤の改良には7・7万本のくい打ちが必要で、最深90メートルの工事は前例も施工可能な船もなく、もはや新基地建設は不可能だと強調。さらに県が設計変更を許可しなければ工事はできないとし、「オール沖縄」の力で「デニー知事頑張れ」の世論をつくろうと呼びかけました。
県民投票は、ウソの連続で新基地を推進する安倍政権と県民とのたたかいであり、絶対に負けられないと述べた小池氏。埋め立て反対を示してこそ、市民の土地を無法に奪って造った普天間基地を閉鎖・撤去できると訴えると、参加者は大きな拍手で応えました。